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卒業生インタビューvol.2

アトリエGreenSea 奥村先生

ブランディングコースを受講する過程での人の温かみがさらに、ハンドメイド作家としての今後の土台に

クラフトメイド協会が、ハンドメイド作家様のさらなる活躍を願って主催する「ブランディングコース」。

その卒業生の方に、ご自身のハンドメイド制作活動や、ハンドメイド作品に懸ける想い、ブランディングコースを通じた変化について、お話をうかがいました。

 

前回の卒業生第1号の鳩野先生に引き続き、第2弾のインタビューをお届けいたします。
今回は、『アトリエGreenSea』の奥村先生です。

当協会の広報部(以下、広)と、奥村先生(以下、先)
 

~モノづくりが好きだった幼少期、それがハンドメイド作家の原点~

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広:そもそもハンドメイドに興味を持ったきっかけ、ハンドメイドをはじめたきっかけはなんですか?

 

先:もともとつくることが大好きでした。
母親、祖母も同じくモノづくりが好きだったということもあり、モノづくりを好きになることは自然なことだったんですね。
そしてお花が好きで、幼少期はお花摘みに夢中でした。
モノづくりが好きとお花が好きをかけあわせて「モノづくり×お花」を始めたのは大人になってからです。
きっかけは、育児中にママ友とハンドメイドを一緒にやっていたときの友人の一言でした。
ハンドメイドを仕事として教室を開いてほしいと。
友人の一言をきっかけに、本格的に教室を開く為に準備しました。趣味を仕事にするきっかけになる転機でした。
そこから、勢いで仕事をしてきて、今のハンドメイド作家としての活動があるといった感じですね。

 

~順風満帆な道のり、ただその背景にはたくさんの出会いが支えとなっていました~

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広:これまでの作家としての活動はどんな感じでしたか?

 

先:私は結構、順調に運んできたんじゃないかなと思います!
ハンドメイドのスタートは、トールペイントというものをやっていました。
トールペイントのブームは今から20~25年ぐらい前です。
今の人たちにとっては目新しいものだから、やってみたいという人が多くいました。
トールペイントは完成まで時間がかかるので、その間にお花を使ってリースづくりをやっていました。

 

その時に、作品には使うことができないお花を再利用できないかなと情報収集しているときにInstagramをみて出会ったのがハーバリウムでした。
最初は趣味でつくっていましたが、教室の生徒さんが興味を持ち始めて、お花を取り扱うものが増えました。
自分の好きなものをつくるのではなく、自分の出来る物の中から、お客さんがやりたいというものをやってきたという感じです。
ハンドメイドの経験は沢山あり、お客さんのニーズに応える引き出しにはあまり苦労はしなかったです。

 

ただ、最初は利益にはならなかったんです。
ビジネスについて素人だったので最初は自転車操業でしたね。
そんな中、熊本地震があったりで自宅の建て替えのためにローンが増えてしまったんですね。なので、パートをする必要があり、教室をやりながらもパートを始めました。
それが精神上本当に良くて、利益が出ない教室一本でやっていたら好きな仕事を辞めなきゃいけないのかなってずっと悩んでいたと思います。

先:パートをやることで、まわりには苦労してると思われていたかもしれませんが、私としては、好きなハンドメイドの教室を続けられることがうれしいという気持ちの方が大きかったです。
苦労ということは感じていなかったです。

 

広:クラフトメイド協会に講師として活動し始めたころは、まだパートは続けて続けていたんですか?

先:実際に働いてはいませんでしたが、籍はおいていました。

広:クラフトメイド協会のイベントに出展されてから3年くらいが経ちますよね。

 

先:そうですね。コロナが流行し始めたときに初めて出展しました。
コロナが流行し始めて、オンラインという世界に拍車をかけたことがきっかけに、パートを辞める勇気がでました。
ハンドメイドで沢山の経験をさせてもらったことで、自信もついてきてだからこそ、だんだんとオファーを頂けるようになりました。
段々とオンラインの仕事が増えたことでパートを辞める決断が出来ました。

 

そして、いざ何かあったとしても、クラフトメイド協会のスタッフだとか、りこさん(Craftmade協会理事の中野莉子、以下りこさん)が知恵を貸してくれるんじゃないかと(笑)

 

私にとっては協会はお守りみたいな存在でした。
作家さんって独りぼっちの方が多いんですよね。
ただ、クラフトメイド協会に出展している作家さん同士で
横のつながりが出来ていて安心なんです。

 

オンラインのマルシェの場だけでなく、作家さん同士の交流会もあり、任意参加なのでストレスを感じずに交流を続けることができるんですね。
私にとって実家みたいな存在です
困ったことや、悩みがあったらここで相談ができる、そんな場所です。

 

~『ブランディング』の考え、それが今後のハンドメイド作家との道しるべ~

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広:最初はマルシェの出展をしていただけだったと思いますが、ブランディコースを受講しようと思ったきっかけはなんですか?

 

先:ハンドメイド教室で生徒さんから、どうやったら売れるようになるのか、どうやって売り出したらいいのかもともと相談を受けていたんですね。
自分の経験からアドバイスをしていたんですけど、のちに、私はお花を教えるだけでなくて、自分の今までの経験から、ブランディングの観点で作家さんの夢のお手伝いが出来るんだなと思うようになりました。ちょうどそのときに、りこさんからブランディング講座に声をかけてもらい、なんの迷いもなくやると言いました。

 

広:まだまだ立ち上げ当初の講座だったので、奥村先生にはたくさんわがままを聞いて頂いたような気がします(笑)

 

先:協会のスタッフの方々も一人1人の想いがあることに私が共感できるものがありました。ブランディング講座は今後どうなっていくんだろう。。というところに興味があり、一緒に立ち会いたいという気持ちになりました。
私自身の信念や想いが、りこさんと一緒だったから、これまでどう立ち上げてきたのか、りこさんの今の想いをどうかたちにしていくのかそれも学べると思ってやっていました。
自分は経験はあるけど、専門知識はなかったので、しっかりと専門知識を付けて話すことで生徒さんにも納得してもらえると思いました。
専門の知識というのは、先にやられている方・協会を通じて学ぶ必要があるなという感じでした。

 

今までの経験があるから、それを軸にりこさんの教えを全部キャッチできそうな気がしたんです。それを、払った金額以上に全部自分に落とし込もうと思って受講しました。

 

広:実際はどうでしたか?どんなことが学びでしたか?

先:SNSで集客につなげるために、深堀して、理由付けして説明があったのでしっかりと落とし込んで、実践しようと思えることがよかったです。
また講座のレベルも高すぎず、私の学びたいこととマッチしていました。
今、私にとって必要なことを提供してもらえる環境が良かったです。
今までも勉強してきましたが全部自己流だったので、点と点が繋がっていない状態で終わってしまっていました。
ブランディングコースを受講したことで、今まで点と点だったのが繋がった感じでした。

 

広:理解ができるまでに時間てどれくらいかかりましたか?

先:最初はそのことは分からなくて、そのことよりも動作だったりどこを開いたら分かるのか、そういうのに手間どってしまい1年以上はほとんど進みませんでした。
 

~ブランディングコースを受講する過程での人の温かみがさらに、ハンドメイド作家としての今後の土台にになりました~

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先:そんな中で仕事も忙しくなったりでこのブランディング講座の受講期限も切れるタイミングになってしまいました。
もう途中でもいいかなと半ばあきらめていたときにりこさんから、「ちゃんと卒業するまでサポートしますよ」との言葉を頂いてそこで、りこさんはお金ではなく私たちをそれぞれの夢に近づけるために一生懸命に動いてくれているんだなと、さらに尊敬もしましたし、大好きにもなりました。
だって、スクールってお金を払ったら生徒がやろうが、やらなくてもいいじゃないですか
クラフトメイド協会は、本当に一人ひとりの作家さんを大事にしてくれるので、より一層好きになりました。

 

システム面でも、とても分かりやすくて進捗管理がしやすかったです。

 

講座の内容も1つ1つ丁寧でしたし、既に知識のあるものでもさらに深ぼりができました。
課題もそんなに難しすぎるものでもなかったので、途中からゲーム感覚のようになりながら受講していました。

 

バックアップ面でも、りこさんやスタッフの方々が声をかけてくれたりしてくれたのがすごく良かったですね。
やればやるほどおもしろくなっていきました。

わたしも自分で講座をやっているから大変さが分かるけど、動画を1つ1つ作り上げていてこんなにしっかりと作り込んでいるものがあるのに、ちゃんと受講しないなんて失礼だと思って最後まで受講を終えることができました。

 

りこ先生やスタッフの人たちへの恩返しのつもりで、少しでもブランディング講座の卒業生が増えたらなと想い、宿題やろうの会を立ち上げました。
そこで感じたことが、みなさん出されている宿題の意図が分からなく終わっていない人たちばかりでした。そこで少し噛み砕くと意外と簡単に終わっていましたね。

 

みんな、伴走してあげると途中で分からなくなってもゴールまで一緒に走りきれると感じました。

 


広:ブランディング講座を終えて、先生の仕事において何か具体的な効果はありましたか?

先:世界観が大切だということを細かく教えて頂いたので、そこを実践したことでSNSのフォロワーさんが増えましたね。世界観を整えただけでこれだけの効果があって、でも、私1人ではできなかったなって思います。

 

広:このブランディング講座をおすすめするとしたらどんな人におすすめしたいですか?

先:女性に特におすすめしたいですね。自分にもっと自信を付けたい人だったりとか、好きなことがあってこれで仕事になりそうなのに、でもやり方が分からないとかそういう人に特におすすめしたいです。
もしかしたら、収入の柱になるかもしれないので。
このブランディング講座を通して自信をつけて欲しいなって思います。

広:なるほどですね。
奥村先生のブランドの「アトリエGreenSea」に込めたコンセプトを今一度お伺いできればと思います。

 

先:手作りの楽しさを伝えたいというのが一番ですね。それをみんなでやればやるほど伝わる人も増えるので、オンライン活動は今後も活かしていきたいですね。
 

~今後の活動も仲間と共に~

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広:最後の質問になりますが、今後のビジョンはなにかありますか。

先:地元に根付いた活動をしていきたいですね。
恩返しをしたいです。子どもから、お年寄りが利用するハンドメイドカフェをやりたいです。お年寄りの人も、障がいを持っている人も、自分でつくることでみんな笑顔になるんですよ。なので、心のケアもできるかなと思っています。
手作りの楽しさを伝えたいです。

 

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以上、クラフトメイド協会「ブランディングコース」卒業生の奥村先生のインタビューでした。

ブランディングコースについて、詳しくはこちらよりご覧いただけます。

また、ハンドメイドブランド「アトリエGreenSea」さんのインスタ、ホームページもぜひご覧ください。

Instagram:

https://www.instagram.com/greensea_jun43

ホームページ:

https://atorie-greensea.com

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